作詞/作曲 根本 啓一郎
五月雨 ずっと永遠に雨に打たれてゆくのか
傘は穴だらけだった だから濡れるだけなんだ
肌色のレインコートを 僕は拾って まとっていたけど
それも破けて
霧雨と肌の間に浮かぶぬるい蒸気には 音も色も無くて
長雨が岩を砕く様に スローなスピードで肌に穴を開けていった
心がむきだす 雨で冷える 頼るものは無いよ 誰もいない
五月雨 ずっと永遠に雨に打たれてゆくのか
傘は穴だらけだった だから濡れるだけなんだ
肌色のレインコートを 僕は拾って まとっていたけど
それも破けて
上の空 息がしずらくなった 腕時計の針は 一晩中回って
無機質なんだ 針の刻み 僕に針は必要ないよ
心臓の速さがいいぜ 君は笑う
降りゆく
五月雨 ずっと永遠に雨に打たれてゆくのか
傘は穴だらけだった だから濡れるだけなんだ
肌色のレインコートを 僕は拾って まとっていたけど
それも破けて
君の頭から僕が消えていく 僕の頭から君が消えていく
君の頭から僕が消えていく 僕の頭から君が消える
僕の頭から愛が消える
春にまた花が咲く 寂しいと君はいった
君はまだ決められず あのときは
作詞/作曲 根本 啓一郎
Cows and Chickens graze in the sun
Unknown Future comes for sure
We need to take their life for life
We haven’t anytime for thinking
About the original sin for life
Why do we need to deprive
Why cannot we give anything
without depriving of life
I just saw you
A starry night
Floating me on you
A vulnerable charm
A vulnerable pureness
A child became adult
with the same mind
together being with you
So I heard your heart
So I could hear you
A black day happened then on the island
We were blind so, felt the air more
To get ease of life and selfishness
in exchange for sinlessness
renders unable to see the truth
There is no turning back anymore
amid contradiction in reality
losing consciousness unconsciously
I just saw you
A starry night
Floating me on you
A vulnerable charm
A vulnerable pureness
A child became adult
with the same mind
together being with you
So I heard your heart
So I could hear you
作詞/作曲 根本 啓一郎
澱みなく流れていく
清流と草原の上
純粋なあの兎の目はついさっき色を失くした
人生で一番好きな色はピンク
そう彼女は言う
トランポリンで遊びましょう
微笑んでそう問いかける
聞こえない
僕は鼓膜が破けてる
答えを返した
君は僕を許している
それはぼくに届いてくれるけど
それを僕は好きなだけで
多分愛は無いんだ
色の無い世界はどう
音の無い世界はどう
偏見や先入観、競争や見栄や嘘が無い
君は僕を許している
それはぼくに届いてくれるけど
それを僕は好きなだけで
多分愛は無いんだ
夢の中だけ
許しあおう
許しあおう
草原 寝転がる 君と嘘
作詞/作曲 根本 啓一郎
眩しすぎる 電車の中 それの全て 金の話
心をなくした、人の心を
動かそうと、金を使う
雨の朝に夜の終わりを知ったら
次の朝をすぐにイメージしている
売りとばされて 檻があって
セメントの傘 雨風知らず
大変な人気で経営者は幸せになり
末端の奴隷はレモンを齧って甘いと笑う
動物園で飼われた 一人が死んでた
悲しいけど 彼は幸せだったんだろう
外敵も衣食住も心配なく過ごせてきたのだから
眩しすぎる 電車の中 それの全て 募金の呼び掛け
作詞/作曲 根本 啓一郎
傷をなめる 傷の味が普通になる
のらりくらり へらへらへら 逃げ続けた
僕にもしも手だてが残されているのなら
君が嫌った言葉 いつか を捨てよう
真夜中には本当みたいな嘘をついてた
誰の為でも無い音を 音を出してた
明け方のある日には君に手紙を書こう
君が本気になって 僕を叱ってくれた
全てが怖くて仕方がなかったのは
自分を許し続け 許し続けたから
作詞/作曲 根本 啓一郎
トナカイ サンタクロースと一緒に 海の上
雲のそば 渡り鳥たちのそば 横切って 向かう
空を飛んで
真下に 内乱中の国々 見えたら
サンタクロース そこに降りないのかな 嘆いてさ
今年の冬が来たら サンタは行くのだろうか
貧しい国々
豊かだけれども 心が闇に染まってゆく 人の所にも
その国の 片隅に 貧しく子供のいない
夫婦が 長い間 暮らして いるんだけれど
彼らは サンタが 入ってこれるように
リフォームした 家の中に エントツ残した
望めば 強く望めば サンタは すぐに駆けつける
なぜなら 彼らの 心の中に流れている
青い 青い 空を 翔けているから
彼らは 子供願った 毎年 子供願った
毎年 叶わぬ 夢は夢のまま いつもそこにあるのだけれど
そんな奇跡が あったっていいじゃん
作詞/作曲 根本 啓一郎
君がいれば他に何も そこに行けばいいかな
聞こえている 君の声が そこに行けばいいかな
遠くなる 僕の意識が見る 温かい君の笑顔の美しい夢
君は 言葉無く歩いて 誰よりも 幸せに笑った
そう、遥か 古の街角 石畳 山に桜が咲き
悲しみは ここにない
震える程に 清々しい感動があるだけ
嘘なんだ 君は夢に出ない
死ぬことってなんなのかわからない
何年も 経ったけど わからない
壮大で とても扱えない
作詞/作曲 根本 啓一郎
お別れに 君に幸せを あげるよ もう僕はいないから
ただそれが 僕や君にとって死ぬほど 大事な事なんだ
覚えてる光景は全て 美しく僕の中でまだ燃えている
幸せなんて言葉 ありえないなんて思っていたのに
うららかだったよ 休みの午後に差した コモレビだったよ 君は 僕の
かなしいよるだった わらっていた うたをうたってた
ぼくたちのこと これからのことを うたってた
泣くような ムードはやめとこう 別に終わりなんてないんだ
君と僕の かなしいよるだった わらっていた うたをうたってた
ぼくたちのこと これからのことを うたってた
宝石の様だった いつまでも 留まりたかったよ
でも僕たちは 旅人だからさ 出かけなきゃ
君も僕もゆううつを いつか忘れて もう一度会ってみたい 約束しよう
かなしいよるだった わらっていた うたをうたってた
ぼくたちのこと これからのことを うたってた
作詞/作曲 根本 啓一郎
空を見ている 歩いている
風が吹けば ましなのに
月が霞む 夜が明ける
悲しい夜が来て ひとりと知る
汚れた夜を経て ひとりと知る
欠けた月と 欠けた僕 欠けた君と 欠けた時
何もかもを否定して 受け入れず過ごした日々を
受け入れていてくれた 余白の部分の君の思いを知った
悲しい夜が来て ひとりと知る
汚れた夜を経て ひとりと知る
さよなら 夜が明けることは もうない
それでも 夜明けは僕には来る
空の果てで また会おう
話せなかった事を 話そう
それでは、そこで。
悲しい夜が来て ひとりと知る
汚れた夜を経て ひとりと知る。
作詞/作曲 根本 啓一郎
君はいつも喋ってた
僕の靴はボロボロ
夜更けの空の下で
君の笑顔に包まれて
君はいつも理由を
僕に求め続けていた
「めんどくさいからだね。」
シリアスな顔で逃れてた日々
そうさ、ゆるぎないものなど無いのさ
「君はまたね」って言って
それだけ、自分の国に帰るのさ
それだけの事、また会えるさ
君の名前はフシギ
アルファベットが何個あるの?
スターリングラードって言うから
君の中の、明日が輝け
そうさ、空に混じる星の中で
僕は君を見つけたよ
それだけ、君も僕を見つけたから
思い出が残っている
「何もない」と 笑って
「涙なんて」笑った
破れてる靴の話にしようなんてさ
君らしい
そうさ、ゆるぎないものなど無いのさ
「君はまたね」って言って
それだけ、自分の国に帰るのさ
それだけの事、また会えるさ
作詞/作曲 根本 啓一郎
すべて乾くような日曜日 速度のない、力抜ける部屋
君の服と僕の服たちが混ざるように 君と混ざった
聞こえているような気がしてた
君のため息 凍らせた感情 あきらめたような
行為の後で 君は出かけてゆく
どこにゆくのかは 最近は知らない
君の手を取り 飛べていたのは
それは昔の 二人が鳥になれてた時代の話
行為の後で 君は出かけてゆく
どこにゆくのかは 最近は知らない
僕ら二人は 遙か未来を飛べるようにと 約束していた
だけど、目の前にある 君と僕とを 見てはいなくて 僕と君とを
作詞/作曲 根本 啓一郎
移りゆく色がさみしいのは 留まるものが 何もないことを伝えるからさ
例外なく みんな地上をはなれて 空にほどけていった
風に吹かれて 消えるくらい あの日は 僕に留まって
言葉はないが みんなわかっていた 君が、ほとんど空の近くに来ていることを
僕は夢をみていた どれくらいか わからないくらい
空から楓の葉が舞い落ちる 目覚めろと
傷みを 悲しみを 全部やめる 感情の停止も 全部やめる
このままいくと 忘れてしまうだろう 君の笑顔も、愛が僕らを包んだことも
悲しみを打ち捨てる 繊細なプロセスは 終点を変えられない アクセルを緩めるだけ
老いるだけ みんな死ぬ 誤魔化しているうちに 悲しみを終わらせて終われ
時が止まっていた それから君は空に消えた 何もない時が来ては消えてった そんな折り
僕は夢をみていた 甘くて全てに優しい夢 何もかも わからずに 枯れるのもいいかなと
行き先は知らないが もう行くよ どこにも君がいないから
作詞/作曲 根本啓一郎
僕は飛んでた 空から落ちて
目を覚ましたら 空がなかった
そんな時には 思い出してね
君は言ってた 緑の丘と
生命のドットが次に打たれるか
そこには何も約束なんてないんだ
今日もまたできるかな
器用にできるかな
興味があるように
強調 共感 虚栄の協奏
君の中には いいだろう?
夜は静かに 帳を落とす
今日もまたできるかな
器用にできるかな
興味があるように
強調 共感 虚栄の協奏
もう飛べない もう飛べない もう飛べない もう飛べない
もう飛べばいい もう飛べばいい
目を覚ましたら 空がなかった
作詞/作曲 根本啓一郎
のびのびと暮らす
牛たち鳥たち
確実に起こる 恐ろしい未来
原罪を思う
僕たちは生きる
殺し合い生きる
摘み取って生きる
(晴天の下 容器の中 水に囲まれて 生きる)
見とれていた
あなたの純粋さに
何もないと 何もできないと
思っていた
あなたの純粋さと
空のようで無防備な愛嬌
訪れた小島が停電になったあの日
あなたを動かす心臓の音聞いた
たっぷりと ゆっくり しっかりと響く
たゆたう心と やわらかく灯る人
(君の世界は 容器の無い 水と同じに 見える)
見とれていた
あなたの純粋さに
何もないと 何もできないと
思っていた
あなたの純粋さで
何かが変わる 何かが変わる気がした